この庭園のハイライトは、なんといってもミケランジェロの『最後の審判』だ。バチカンのシスティーナ礼拝堂にある名画が、ほぼ原寸大(高さ約14メートル、幅約13メートル)で再現されている。地下2階から見上げるそのスケールは、言葉を失うほどの迫力だ。
天国へ昇る者と地獄へ落ちる者たちの群像劇が、京都の空の下で展開される。晴れた日には太陽光がダイレクトに降り注ぎ、曇りの日には厳かな陰影が際立つ。雨の日には、滴る水滴がまるで登場人物たちの涙のように見えるかもしれない。天候によって作品の解釈が変わるような体験は、ここ以外の場所ではまず不可能だ。