誤報の発信と同時に、自動防災システムが一斉に作動した。NTTドコモをはじめとする携帯キャリア各社はエリアメールを即座に一斉配信。深夜の住宅街には耳をつんざく警報音が鳴り響き、住民は避難行動を余儀なくされた。
テレビメディアではNHKが即座に通常放送を中断し、画面全域を使った緊急地震速報のテロップを出力。深夜帯にもかかわらず、関西地方の主要鉄道路線では自動ブレーキシステムが作動し、列車の緊急停止命令が下された。X(旧Twitter)上では「奈良県で震度7」のワードが数分で世界トレンド1位となり、回線のアクセス集中による一時的な通信障害まで発生した。実害としての揺れが存在しないにもかかわらず、情報そのものが都市機能を麻痺させた格好だ。