グラッパとは?ブランデーとの違いや度数・本場の飲み方を徹底解剖

グラッパとは?ブランデーとの違いや度数・本場の飲み方を徹底解剖

グラッパとは?ブランデーとの違いや度数・本場の飲み方を徹底解剖の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。

「ぶどうから作られる蒸留酒」という点から、グラッパと一般的なブランデー(コニャックやアルマニャックなど)を混同するケースは後を絶ちません。両者の決定的な相違点は「液体(果汁・ワイン)を蒸留するか」「固形物(搾りかす)を蒸留するか」という出発点にあります。

一般的なワインブランデーは、収穫したぶどうを圧搾して果汁を搾り、発酵させて完成した白ワインを単式蒸留器で加熱・凝縮させます。一方のグラッパは、ワイン造りの過程で残ったヴィナッチャにわずかに残る水分と糖分、果皮に宿る香気成分を蒸気蒸留などの精密な設備で気化・冷却します。果皮に多く含まれる精油成分(テルペン類)が原液に色濃く抽出されるため、ブランデー以上に「ぶどうの果皮そのものの野性味と凝縮されたアロマ」が前面に表れる仕組みです。

項目グラッパ(イタリア)一般的なブランデー(コニャック等)編集部の見解・評価主原料ワイン醸造後のぶどうの搾りかす(果皮・種子)ぶどう果汁を発酵させたワインそのものサステナビリティと果皮成分の凝縮度が異なるアルコール度数37.5%〜60%(中心値は40〜43%)40%前後(法定最低基準は40%)パンチ力はグラッパのほうが鋭く感じやすい熟成期間と色調無色透明(ビアンカ)または木樽熟成で琥珀色原則として長期木樽熟成(美しい琥珀色)グラッパは透明な状態でも高品質な銘柄が豊富香りと味わい原料ぶどう由来のフレッシュな果実香、ハーブ香樽由来のバニラ香、ドライフルーツ、まろやかさ品種固有のアロマを楽しみたいならグラッパが優勢主な飲用シーン食後酒(消化促進)、コーヒーへの添加食後酒、バーでのナイトキャップ、シガーのお供グラッパは日常の食卓を締めくくる役割が強い
伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。