完成したクレイケーキを記念として大切に残しておきたい場合、知っておくべき最大の落とし穴が「カビの発生」と「湿気による変形」です。
紙粘土の主原料はパルプ(植物繊維)やデンプン糊であるため、湿度の高い日本の環境下ではカビの温床になりやすい性質があります。特に長期保存におけるカビ対策として厳禁なのは、完全に内部まで乾ききっていない状態で密閉容器やビニール袋に長期間しまってしまうことです。
長持ちさせるための保存手順は以下の通りです。
- 徹底した初期乾燥:完成後、風通しの良い日陰で最低でも3〜4日間はしっかりと芯まで乾燥させる。
- トップコートの塗布:表面全体に「水性つや消しニス」または「マットバーニッシュ」を薄くスプレー・塗布し、湿気とホコリの吸着をブロックする。
- シリカゲルの同封:保管用の不織布バッグや通気性のある箱の底に、乾燥剤(シリカゲル)を複数個忍ばせておく。
これらの一手間を加えるだけで、2年後・3年後の節目の撮影でも色あせやカビのない綺麗な状態を保ち続けることが可能になります。