ネット上のコミュニティやSNSを観察すると、浜名湖に対するファンの感情は「スリリングで爽快」という称賛と、「予想がことごとく裏切られる」という悲鳴が同居しています。公式YouTubeのボートレース浜名湖ライブ中継では、平日・週末問わず数万回以上の視聴数を集め、リアルタイムのチャット欄にはファンたちの本音が赤裸々に書き込まれています。
「浜名湖の1マークは広すぎて、インが逃げたと思ってもバックストレッチで3艇並走になるから心臓に悪い」
「展示タイムが一番いい選手が4コースからまくり差して高配当。浜名湖はこれがあるからやめられない」
「風向きがコロコロ変わってスタートが揃わない。結果速報を見て万舟券に頭を抱えた」
こうしたボートレース浜名湖ネットの反応に共通しているのは、多くのファンが無意識に陥っている「イン逃げ盲信の罠」です。一般的な競艇場の感覚で「A1級の1コースだから大丈夫だろう」と舟券を買い込むと、浜名湖の広大な水面では外から猛スピードで飛んでくる艇の餌食になります。人間の脳は「確実に見える選択肢(インの逃げ)」に安心感を求めがちですが、浜名湖においてはその認知バイアスこそが最大の敗因になり得るのです。