榊原信行の総資産と年収は?Pride売却の真相と2026年最新の全貌

榊原信行の総資産と年収は?Pride売却の真相と2026年最新の全貌

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格闘技史における最大の謎と語り継がれるのが、2007年の「PRIDE売却とDSE解散」の舞台裏です。当時、PRIDEは東京ドームやさいたまスーパーアリーナを満員にし、エメリヤーエンコ・ヒョードル、ミルコ・クロコップ、ヴァンダレイ・シウバらを擁して世界一の総合格闘技プロモーションとして君臨していました。しかし、2006年の週刊誌報道を契機に、フジテレビが契約解除を通告。地上波放映という巨大な収益の柱と広告価値を一夜にして喪失します。

放映権料収入の消滅は、年間数十億円にのぼる巨額の選手ギャランティや会場費を抱える組織にとって致命的な打撃でした。榊原氏は自著や特番インタビューにおいて、当時の苦渋の決断を「巨大な船を沈没させないため、選手とブランドを生き残らせる唯一の道だった」と述懐しています。

2007年3月、アメリカのUFC親会社であったズッファ(Zuffa)社への全事業譲渡が発表されました。表向きは「UFCとPRIDEの二大ブランド共存」が謳われたものの、実態は契約完了直後に日本の事務所が閉鎖され、PRIDEは事実上の解体に追い込まれました。この売却劇に伴い、榊原氏は巨額の事業譲渡金を得た一方で、競業避止義務によって数年間にわたり格闘技界の前線から完全に身を引くことを余儀なくされたのです。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。