松山三四六のキャリアにおける最大の転換点は、2026年7月の第26回参議院議員通常選挙(長野県選挙区)への挑戦でした。自民党公認候補として政界進出を狙ったものの、選挙戦の終盤に『週刊文春』によって報じられた過去の女性問題と中絶同意書への不審な署名疑惑、さらには公的なコロナ関連助成金・支援金の不正受給疑惑が報じられ、有権者に決定的な不信感を植え付ける結果となりました。
報道直後、松山陣営は事実関係の一部を否定・釈明したものの、選挙期間中という極めてセンシティブな時期であったことから有権者の離反を食い止めることはできず、結果として立憲民主党現職の羽田次郎氏や野党候補の後塵を拝し、大差での落選を喫しました。政治家としての挑戦が頓挫しただけでなく、タレント生命にも致命傷を負うことになります。
最も痛烈だったのは、20年以上にわたって金曜夕方の顔として君臨していたFM長野の看板番組『346 GROOVE FRIDAY!』の終了および降板です。信州のリスナーから圧倒的な支持を集め、信越放送(SBC)のレギュラー番組や県内企業のCMにも多数出演していた「長野の顔」の座は、この不祥事報道と政治挑戦を契機に瞬く間に失われることとなりました。メディア関係者の間では「政治の世界に足を踏み入れたことで、それまで守られていた地域タレントとしての聖域が剥ぎ取られてしまった典型例」として記憶されています。