二次元の前髪デザインとして混同されやすいのが「M字バング」と「エアインテーク」です。どちらもおでこを部分的に見せるスタイルですが、構造的なアプローチには明確な違いが存在します。
M字バングは、前髪の中央(眉間あたり)に毛束を一筋残し、左右を分けることでアルファベットの「M」を描くスタイルです。視線を中央に集めて小顔に見せる効果があり、2000年代のビジュアル系バンドや少年漫画の主人公などに多用されました。
対してエアインテークは、前髪の毛束自体を根元からフワッと持ち上げて「左右にトンネル状の空間を作る」立体造形です。平面的におでこを隠すのではなく、奥行きを持たせて頭部の丸みを美しく見せる点が決定的な違いとなっています。