ネット上のレビューやSNSでの発信、そして現地の利用客に対するヒアリングを重ねると、絶賛の声とともに、リアルな現場環境ならではの不満点や課題も浮かび上がってきます。
肯定的な意見として目立つのは、やはり果物の圧倒的な鮮度と熟度です。「東京や大阪の有名店と比較しても、果物自体の甘さとジューシーさが段違い」「パンがパサついておらず、最後の一口まで果汁とクリームが調和している」といった感想が多く聞かれます。特にヤオイソのミックス系サンドに対しては、「50年以上変わらないクラシックな味のバランスが結局一番落ち着く」というリピーターからの根強い支持が確認できました。
一方で、ネガティブな反応として散見されるのが、混雑対策と接客オペレーションに関する摩擦です。SNS上では以下のようなリアルな指摘が確認されています。
「休日の午前11時に並び始めたが、着席まで70分かかった。席数が限られているため回転が遅い」
「映え写真を撮影する客が多く、店内の静かな雰囲気を期待していくとギャップを感じる」
「夕方15時過ぎに行ったら、目当ての季節限定メニューがすでに完売していた」
京都の多くの人気店は、築年数を経た町家やコンパクトな純喫茶スタイルの店舗が多く、客席数が15席〜25席程度と小規模です。そのため、一度行列ができると消化に長時間を要します。また、果物の仕入れ数に限りがあるため、完売による早期終了リスクが常に伴う点は、事前に把握しておくべき重要な実態と言えます。