本シリーズの最大の魅力といえば、デヴィッド・テナントとマイケル・シーンが見せる唯一無二の化学反応だ。気丈でありながらどこか抜けている天使アジラフェルを繊細に演じるシーンと、破天荒に見えて誰よりも情に厚い悪魔クロウリーを演じるテナント。この二人の確かな演技力とユーモア溢れる掛け合いこそが、作品を成功に導いた原動力である。
天使と悪魔という相反する存在でありながら、6000年以上にわたり友情を育んできた二人の関係性。最終決戦という極限状態において、二人がどのような答えを導き出すのか。スクリーン越しに伝わる二人の信頼関係と巧みな芝居合戦は、クライマックスにおいて最高潮の緊張感と感動を生み出すはずだ。