多くのゲームファンが首をかしげた最大の要因は、冒頭のストーリー展開にある。あろうことか現代の米軍特殊部隊が砂嵐に巻き込まれ、異世界へと飛ばされるというプロットが採用されたのだ。アサルトライフルや重火器をぶっ放す米兵たちとモンスターの戦闘は、長年ハンターとして剣や太刀を振るってきたプレイヤーが思い描く世界観とは著しく乖離していた。
脚本の荒さも追い打ちをかけた。モンスターの脅威を描くための犠牲やパニック描写に時間が割かれ、肝心の狩りのカタルシスや生態系の描写が置き去りにされた印象を拭えない。異世界転移という古典的なハリウッド手法は、原作への没入感を削ぐ要因となってしまった。