現地観測機関および米地質調査所(USGS)の発表によると、今回の地震はカムチャツカ半島の東部沖合、深さおよそ数十キロメートルのプレート境界面付近で発生しました。観測されたマグニチュードは大規模地震に分類される数値を記録し、沿岸の主要都市であるペトロパブロフスク・カムチャツキーなどでも強い揺れが観測されています。
現地からの一次情報によれば、建物の損壊や家財の散乱、停電などのインフラ障害が一部地域で確認されたものの、震源が沖合であったことや震源の深さにより、壊滅的な都市崩壊は免れました。しかし、強い余震が断続的に続いており、現地当局は沿岸部や傾斜地の住民に対して警戒を呼びかけています。
カムチャツカ半島周辺は地球上で最も地震活動が活発なエリアの一つであり、震源域の地下では太平洋プレートが年間約8センチメートルという極めて速いスピードで沈み込んでいます。蓄積された膨大なひずみエネルギーが一気に解放された形であり、余震活動の推移からも目が離せない状況が続いています。