検索エンジンやSNSの関連ワードで頻繁に浮上する「二宮高校 再編統合 計画」というフレーズ。これを目にして、「入学した後に母校がなくなってしまうのではないか」と不安を募らせる中学生や保護者も多いはずです。この噂の発端は、神奈川県教育委員会が長年推進している「神奈川県立高校改革 実施計画」にあります。
神奈川県では急速に進む少子化を背景に、県立高校の適正規模・適正配置を目的とした統廃合計画を順次実行してきました。県西・湘南・西湘地域でも複数校が再編対象となってきた経緯があり、学級数規模がコンパクトな二宮高校も「いずれ対象に含まれるのではないか」という憶測が保護者ネットワークや受験掲示板で独り歩きしたのが真相です。
しかし、県教委の公開計画および直近の募集要項を精査すると、二宮高校は2026年度入試においても独立した全日制普通科高校として生徒募集を実施しています。地域における普通科教育の重要な受け皿として機能しており、唐突な統廃合によって在校中に学校が消滅するといった事態は生じません。将来的な県全体の長期ビジョンとしての議論は継続しているものの、現時点で過度な警戒から受験を敬遠する必要はないと判断できます。