「どの座席なら銀テープを掴めるのか」という問いは、ドームツアーにおける最大の関心事の一つでした。キャノン砲の発射位置、射出角度、そして会場内の空調気流を分析すると、明確な落下パターンが存在します。
多くの来場者が「最前列ほど有利」と誤解しがちですが、発射装置(キャノン)はステージ前やアリーナ外周通路に設置され、斜め上空45度から60度の角度で高圧射出されます。そのため、アリーナ最前列(Aブロック最前付近)はテープが頭上を通過してしまい、かえって落下してこないケースが頻発します。
最も安定して銀テープが降り注ぐゴールデンゾーンは、アリーナ中央(B〜Dブロック)および花道・センターステージ周辺の座席です。テープが空中で広がり、滞空時間を保ちながら帯状に落下するため、1人で複数本をキャッチできる確率が跳ね上がります。
一方、スタンド席に関しては「スタンド下段の1列目から10列目付近」までが物理的な到達限界です。ドームの空調やキャノンの出力が強い場合、外周アリーナ席を飛び越えてスタンド前列へ届くことがあります。しかし、スタンド上段席(2階席)やバルコニー席に直接自力で届くことは構造上ほぼ不可能です。