藝祭のもう一つの大きな醍醐味が、キャンパス内の広場や並木道にずらりと並ぶ「アートマーケット」と「藝大生作品販売」です。油彩画、日本画、彫刻、陶芸の器、オリジナルの彫金アクセサリー、ポストカードやZINEに至るまで、未来の巨匠たちが手掛けた一点モノを直接買い求めることができます。
価格帯は数百円の雑貨から、数十万円の値がつく本格的な絵画まで幅広く設定されています。近年はキャッシュレス決済(PayPayや各種QRコード決済)を導入するブースが急増していますが、学生個人の出店ブースでは電波状況や端末トラブルにより「現金のみ対応」となる場面も散見されます。目当ての作品を確実に手に入れたいコレクターは、あらかじめ1,000円札や硬貨を十分に用意しておくのが現場の鉄則です。
また、学生有志がデザインを手掛ける公式グッズ販売(限定Tシャツ、手ぬぐい、トートバッグなど)は、デザイン性の高さから毎年初日で完売サイズが続出します。さらに、各専攻の特色を活かした藝大祭模擬店では、美術学生による趣向を凝らした看板装飾や、音楽学生によるユニークな命名のオリジナルフードが並び、視覚と味覚の両面で祝祭感を盛り上げてくれます。