名門・早稲田実業学校から早稲田大学へと進学した三浦獠太は、高校時代まで父親と同じくサッカーに情熱を注いでいました。高校生の頃には単身でサッカー王国ブラジルへ短期留学を経験するなど、カズの背中を追っていた時期もありました。しかし、大学進学を機に「父とは違う自分だけの表現を追求したい」という強い衝動から俳優の道を志す決断を下します。
転機となったのは2019年のTBS系日曜劇場『グランメゾン東京』でした。この作品で本名名義かつノンクレジットに近い端役として現場に立ち、厳しい撮影の洗礼を受けたことが役者魂に火をつけました。その後、数々の若手実力派を育て上げてきた名門事務所トップコートの門を叩き、正式に専属契約を結びます。
以降の躍進は目覚ましく、NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』や『ブギウギ』、TBS系『DCU〜手錠を持ったダイバー〜』『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』、TBS系火曜ドラマ『王様に捧ぐ薬指』など、各局の看板ドラマに相次いで抜擢されました。決して二枚目の主役の座に固執せず、物語に絶妙なスパイスを加える等身大の若者役やコミカルな三枚目役を誠実に演じ切る姿勢が、業界内外で「作品の質を高めてくれる貴重な存在」として高く評価されています。