フジテレビ系の金字塔的医療ドラマ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』での緋山美帆子役は、戸田恵梨香の女優人生における大きな転換点となった。命の現場で葛藤し、成長していくフライトドクターを熱演する中で、彼女の表情にはかつてない深みが加わっていった。
医療ドラマという極度の緊張感が漂う現場において、彼女が見せる鋭い眼差しや凛とした口元は、作品全体の説得力を支えていた。作品のシーズンを重ねるごとに、笑顔の背後にある知性と力強さが際立つようになり、単に「可愛い」だけではない本格派女優としてのポジションを確固たるものにしたのである。