「作れば作るほど、即座に売れていく」
大手証券のアナリストは、現在の同社の出荷状況をそう表現する。特に、テラバイト級からペタバイト級へと要求スペックが跳ね上がったハイパースケーラー向けの超大容量eSSDは、引っ張りだこの状態だ。
かつてのスマートフォンやPCの売行きに左右されるボラティリティの激しいビジネスモデルから、大手クラウド事業者との長期契約に基づく高粗利ビジネスへの移行が結実した。急増する営業キャッシュフローは同社の財務体質を劇的に強化し、巨額の設備投資をこなしつつも、さらに余剰資金を株主に還元できるだけの圧倒的な余力を生み出している。