警察の仕事のリアル|激務の真相・年収から部署別の裏側まで徹底解説

警察の仕事のリアル|激務の真相・年収から部署別の裏側まで徹底解説

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警察官の日常は、世間一般のオフィスワークとは大きく異なります。「警察の仕事が過酷」と言われる背景には、過酷な勤務体系と高い心理的負荷という構造的な理由が存在します。

警察官が激務とされる最大の理由は、地域課をはじめとする多くの部署で採用されている「3交替制(または4交替制)の24時間当直勤務」にあります。典型的な当直勤務のサイクルは、朝8時30分に出勤する「当直」、翌朝8時30分に交代する「非番」、そしてその翌日の「公休」という3日周期です。

しかし、実際の現場では「非番=休み」とはいきません。当直中に発生した事件の書類作成(弁解録取書や現行犯人逮捕手続書など)が終わらなければ、非番日の夕方まで居残ってデスクワークを続けるケースが日常茶飯事です。さらに、重大事件や大規模災害が発生した場合は、公休であっても「非常召集」がかかり、現場へ急行しなければなりません。

現役警察官やOBの手記・インタビュー調査によると、肉体的な疲労以上に「常に極限状態の他者と対峙するストレス」が大きな負担として挙げられています。事件や事故の現場では、遺体との対面、取り乱す遺族への対応、悪態をつく被疑者や泥酔者からの理不尽な暴言・暴力に晒されることも珍しくありません。「市民の前では常に毅然としていなければならない」というプレッシャーが、精神的な摩耗を招く要因となっています。

一方で、刑事課の仕事のやりがいについてベテラン捜査員は「被害者の無念を晴らし、自らの足と頭脳で犯人を特定して『手錠をかけた瞬間』の達成感は何物にも代えがたい」と語ります。極限の緊張感と隣り合わせだからこそ、正義を実現した瞬間の充実感が職務を続ける強固な動機となっています。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。