座席の視認性を論じるうえで、まず把握しておくべきは会場の基本スペックです。神戸ポートアイランドホールの座席詳細における最大収容人数(キャパシティ)は約8,000人を誇ります。内訳としては、2階固定スタンド席が約3,164席、可動スタンド席が一部組み合わされ、アリーナフロアに仮設座席を最大3,000〜4,000席程度配置するレイアウトが一般的です。
収容人数1万5,000人規模の大阪城ホールや横浜アリーナ、あるいはドームクラスの会場と比較すると、会場全体のフロア面積はひと回りコンパクトに設計されています。客席の最遠点からセンターステージやメインステージまでの物理的距離が短く、空間的な圧縮効果によって「アリーナクラスでありながらホールの親密さを残している」と評される大きな要因がここにあります。
神戸ワールド記念ホールの座席表は、大きく分けて楕円形のフロアにパイプ椅子を並べる「アリーナ席」と、それを取り囲むようにせり上がる「スタンド席」で構成されます。スタンド席はステージの配置(通常は東側または西側の短辺にメインステージを置くエンドステージ型)に合わせ、A〜Nなどのブロック表記で管理されます。ステージ設営パターンによって座席のブロック割りや入場動線が変動するため、事前に公式アナウンスされる座席図の確認が不可欠です。