Q1:骨の破片を少し飲み込んでしまったようですが、便から自然に出てきますか?
A1:数ミリ程度の非常に小さな破片で、愛犬がいつも通り元気で食欲があり、嘔吐や激しい腹痛の兆候がなければ、胃酸で部分的に溶解され2〜3日中に便とともに排出されるケースが一般的です。しかし、数センチ以上の塊を飲み込んだ場合や、何度も吐く仕草をする、元気がなくうずくまる、便が出ないといった症状が見られる場合は、胃腸の閉塞や穿孔を起こしている可能性があります。直ちに動物病院を受診し、レントゲンや超音波検査を受けてください。
Q2:鹿の角(アントラー)は骨と同じように与えても大丈夫ですか?
A2:鹿の角は骨以上に組織が硬く、水分率が極めて低いため、獣医歯科の現場では「最も歯を折る危険性が高いデンタルグッズ」の一つとして警戒されています。角は骨のように徐々に砕けることがなく、過度な負荷がダイレクトに歯へ伝わります。愛犬の歯の健康を最優先に考えるのであれば、鹿の角を与えることはおすすめできません。
Q3:生骨を与える場合、人間用の生鹿肉ブロックに付いている骨でも問題ありませんか?
A3:人間用の食肉基準をクリアし、適切な冷凍殺菌処理(マイナス20度以下で48時間以上)が施されている正規流通品であれば、衛生面での危険性は抑制されています。ただし、人間用のカット骨は人間が調理しやすい形状に裁断されているため、犬にとっては鋭利な断面が露出していたり、丸呑みしやすい危険なサイズであったりすることがあります。必ず犬の体格に見合った大きさであることを確認し、加熱調理は行わずに与えてください。