素材への探求心も常軌を逸している。ベースとなる卵には、年間わずか数千個しか生産されない兵庫県産の幻の地卵を使用。黄身のコクが際立って強く、加熱しても損なわれない芳醇なアロマを持っている。
さらに仕込み水には、日本標準時子午線が通る「時のまち」として知られる兵庫県明石市の地下深くから湧き出る天然水を採用した。ミネラルバランスが絶妙なこの水が、生乳と卵のつなぎ役となり、口の中で溶けるような滑らかさを実現している。
保存料や着色料といった添加物は一切使用していない。完全無添加でありながら長期間の熟成に耐えうるのは、徹底した衛生管理と、職人が長年培ってきた温度・湿度コントロールの賜物だ。大量生産を拒み、今なお手作業で作られている点も希少価値を高めている。