THE RAMPAGEのトリプルヴォーカルの一角として、彼は常にグループの核であり続けてきた。しかし、近年のソロアプローチや新たな楽曲展開によって、そのボーカルスタイルはさらに研ぎ澄まされている。低音での唸るようなラップから、胸を突き刺すようなハイトーンまで、声の可変域と感情表現の幅は目を見張るばかりだ。
特筆すべきは、彼の歌声に含まれる「生々しさ」である。ピッチの正確さや技術の高さを誇る歌手は数多くいるが、声ひとつで聴き手の心に不可逆の爪痕を残せるヴォーカリストはごくわずかだ。彼が発する一音一音には、自らの魂を削り取って差し出すような鬼気迫る情熱が宿っている。