検査薬がずっと陰性でも妊娠?知恵袋の体験談と専門医が明かす真相

検査薬がずっと陰性でも妊娠?知恵袋の体験談と専門医が明かす真相

検査薬がずっと陰性でも妊娠?知恵袋の体験談と専門医が明かす真相についての最新情報をお届けします。

偽陰性を引き起こす代表的な機序として、専門家の間で知られているのが「フック現象(High-dose hook effect)」である。妊娠が成立すると、母体からはヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)という特有のホルモンが分泌され始める。市販の判定キットはこのhCGの存在を感知して反応する仕組みになっている。

ところが、双子などの多胎妊娠や胞状奇胎、あるいは妊娠週数が進んで尿中のhCG濃度が極めて高くなりすぎた場合、抗体とホルモンの結合バランスが崩れてしまう。その結果、本来なら強い陽性を示すべき場面で、試薬が反応せず「陰性」と誤判定されてしまうのだ。高濃度ゆえに反応しないという皮肉な逆転現象こそが、フック現象の正体である。

斉藤 蓮
著者

斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。