自己採点を行う受験生が最も混乱するのが、素点と「英検CSEスコア」の乖離である。英検2級の一次試験合格基準スコアは1520点(リーディング、リスニング、ライティング各650点満点、合計1950点満点)。このスコアは固定の配点ではなく、項目応答理論(IRT)に基づく統計的処理によって算出される。
つまり、「問1が正解なら何点」という単純加算ではない。受験者全体の正答率が低い難問を正解したからといって飛び抜けて点数が跳ね上がるわけではなく、むしろ「正答率が高い標準問題を確実に拾えているか」がスコアの下支えになる。国際標準規格であるCEFRのB1レベルに位置づけられる2級において、CSEスコア1520点を超えるには、3技能すべてでバランスよく得点率6割超を維持することが決定打となる。