矢安宮重清(重ちー)は、初登場時には小銭集めに奔走し、利己的な面が目立つキャラクターでした。しかし、吉良吉影のスタンド「キラークイーン」による第一の爆弾の威力に晒され、全身に致命傷を負いながらも、彼の頭にあったのは己の保身ではありませんでした。
「パパとママを守る」「仗助たちに知らせなきゃあ」——死の恐怖に震えながらも、重ちーが足を進めた理由は愛する家族と仲間たちのためでした。主人公である東方仗助らのもとへたどり着こうと血まみれになりながら校舎を歩む姿は、初期の強欲な中学生像を完全に払拭し、一人の真のヒーローとしての輝きを放っていました。