表面的な罵倒合戦の裏側にあったしばゆーとあやなんの決定的な離婚理由は、単一の不倫や金銭問題ではなく、生活環境の構造的不一致と「公開された夫婦関係」がもたらした心理的負荷にあります。特に世間に大きな衝撃を与えたのが、双方が婚姻関係を継続しながら公認していたセカンドパートナーの存在でした。
取材関係者や当事者たちの発信を総合すると、夫婦関係が冷え切る中で、精神的な支えを家庭外に求める動きが常態化していました。あやなん側にはホスト出身の男性パートナーが存在し、一方のしばゆー側にも「Sさん」と呼ばれる女性パートナーの存在が確認されていました。双方が合意のうえで設けた関係性であると主張されたものの、家庭内での感情的な摩擦や子供への影響、さらには第三者を巻き込んだSNS上での誹謗中傷合戦へと延焼し、オープンマリッジ的な実験は修復不能な亀裂を生む結果となりました。
また、妻・あやなんとグループリーダー・てつやの間に横たわっていた約10年に及ぶ不信感も、しばゆーを心理的に追い詰めた主要因です。てつや側の「グループの規律を守るリーダーとしての立場」と、あやなん側の「夫を奪われ孤独な育児を強いられた妻としての被害感情」の間に挟まれ、しばゆーは板挟み状態で心理的バウンダリーを完全に破壊されていました。自著や手記で語られた「誰の期待にも応えられない無力感」という告白は、彼が抱えていた葛藤の深さを物語っています。