草タイプに対する「不遇」という印象の根源を探ると、多くのプレイヤーが幼少期に経験した「ストーリー攻略(旅パ)」の記憶に行き着きます。歴代のくさタイプ御三家が辿った受難と栄光の歴史を振り返ると、世代ごとのゲームバランスの変化が見えてきます。
ネット上で「最もハードモードな旅パ」として語り継がれているのが、第2世代(金・銀・クリスタル)のチコリータです。最初のジムリーダー・ハヤト(飛行)、2番目のツクシ(虫)、3番目のアカネ(ノーマル・ミルタンクのころがるは岩技)と、序盤からことごとく弱点を突かれる構成となっており、多くの少年少女が涙を呑みました。この鮮烈な挫折体験が、長年語られる草タイプ不遇論の原風景となっています。
しかし、歴代草タイプ旅パおすすめの視点で見れば、評価は時代とともに劇的に好転しています。
- 初代(フシギダネ):タケシ(岩/地面)、カスミ(水)と序盤の難関をタイプ一致技で完封可能。旅パにおいて最もイージーモードとされた名作。
- 第3世代(キモリ):素早さに特化したジュカインへの進化により、草の鈍足イメージを払拭。
- 第7世代(モクロー):ジュナイパーへの進化でゴースト複合となり、ストーリー攻略の広範囲に対応。
- 第9世代(ニャオハ):最終進化のマスカーニャが圧倒的な素早さと確定急所技を習得。ポケモンSV草タイプおすすめの筆頭として、旅パ・対戦の双方で満場一致の最高評価を獲得。
大手ファンコミュニティのアンケートやSNS上の育成報告を分析すると、SVにおいて「ニャオハを選んでストーリー攻略が最も快適だった」と回答したユーザーが多数を占めています。かつての「チコリータの悲劇」は完全に過去のものとなり、現代の草御三家はゲームクリアの最速エンジンとして君臨しています。