朝一番の体内環境は、夜間のファスティングを経てエネルギーや水分が枯渇した状態にある。ここで何を体内に投入するかによって、午前中の頭の回転と午後にかけての疲労感が決定的に変わる。栄養学の最新知見が推奨する最強の組み合わせは、質の高いタンパク質と、緩やかに吸収される低GIの複合炭水化物だ。
具体的には、卵、納豆、ギリシャヨーグルト、そしてオートミールや玄米が挙げられる。特に卵は「完全栄養食品」と称され、脳の神経伝達物質の材料となるコリンを豊富に含む。これらに大豆製品や発酵食品を組み合わせることで、脳の覚醒を促しながら食後の血糖値スパイクを防ぐことができるのだ。急激な血糖値の乱高下を抑えることこそが、午前の眠気や集中力低下を根絶する一番の近道である。