日本全国のトレーニーが集う聖地・ゴールドジム。その現場で数多くの変革をもたらしてきた熟練トレーナーたちが、肩幅拡張の鉄板種目として口を揃えるのが「サイドレイズ」だ。しかし、このシンプルなダンベル運動ほど、奥が深く誤解されやすい種目もない。
サイドレイズで三角筋中部を強烈に追い込むには、腕を単に真横に挙げるのではなく、やや斜め前方(肩甲骨のプレーンに沿った角度)に動かすのが極意だという。また、小指を上に向けるような過度な内旋運動は肩関節のインピンジメント(衝突障害)を引き起こすリスクがあるため、手首と肘の位置関係を一定に保ちながら遠くへ押し出すイメージを持つことが推奨される。正しい軌道とコントロールされたウエイトトレーニングの実践こそが、怪我を防ぎながら最短で肩幅を育てる近道だ。