イベントの規模が拡大するにつれ、公共の場における愛犬家のマナー向上と社会的なルールの遵守がこれまで以上に強く求められている。血統書発行や各種ドッグショーを統括する一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)をはじめとする専門機関は、イベント会場でのリード着用徹底や排せつ物の適切な処理について積極的な啓発活動を実施中だ。
世界的なドッグトレーナーとして知られるシーザー・ミラン氏のしつけ理論を引き合いに出すまでもなく、愛犬の行動コントロールは飼い主の重要な責任である。改正を重ねる動物愛護管理法の理念に則り、犬を飼っていない周囲の一般来場者や地域住民にも配慮した行動をとることが、ドッグイベントの持続可能な開催には欠かせない。一人ひとりのモラル向上こそが、愛犬とともに暮らしやすい地域社会を築く第一歩となる。