現在の彼女を語る上で欠かせないのが、エッセイストとしての目覚ましい活躍だ。マイクを通した音声表現にとどまらず、自らの思索や日々の実感を文字として紡ぎ出す表現の場を大きく広げている。
中日新聞をはじめとする紙面や各種連載で綴られるエッセイは、地元・東海エリアを中心に非常に高い人気を誇る。闘病生活での葛藤、人生の挫折から這い上がった経験、日常の小さな奇跡に対する温かな視点。それらが飾らない言葉で描写された文章は、読者の心に深く刺さる。声のプロフェッショナルが見せる文章表現者としての冴えは、彼女の新たな才能として確固たる評価を得ている。