うずら卵の国内主要産地として知られる愛知県などを中心に、近年の養鶏業を取り巻く環境は大きな変化を迎えている。飼料価格の変動や衛生管理の徹底が求められる中、農林水産省による厳格な品質・安全基準のもとで、高品質なうずら卵が全国へ出荷されている。
かつては業務用食材や居酒屋のおつまみというイメージが強かったうずら卵だが、ここ数年は一般家庭での消費が伸長傾向にある。栄養価の高さも見逃せない。鶏卵と比較してビタミンB12や鉄分、葉酸などが豊富に含まれており、健康志向が高まる現代の食卓において再評価が進んでいるのだ。