美容クリニックにおける「芸能人風の二重オーダー」にも、明確な価値観の変化が起きています。
かつては「とにかく幅の広い平行二重にしたい」というオーダーが殺到した時代がありました。しかし、元々の骨格や蒙古襞を無視して無理な幅広二重を埋没法や切開で作ってしまうと、まぶたの皮膚が厚い日本人では「眠たそうな目」「ぷっくりと腫れたような不自然な目元(ハム目)」になり、修正手術を余儀なくされるケースが相次ぎました。
そのため現在の美容医療界では、芸能人のオーダーにおいても「MIX二重(インアウトライン)」と呼ばれるデザインが主流となっています。
MIX二重とは、目頭のごく一部だけが薄く重なり、そこからすぐに平行へと開いていく、末広二重の自然さと平行二重の華やかさを両立させたハイブリッド型のデザインです。日本人の顔立ちに違和感なくなじみ、すっぴんでも整形感が出にくいことから、多くの人気タレントやモデルがこのバランスを取り入れています。