病気かどうかを客観的に判断するには、感覚ではなく「正確な数値」を把握しなければなりません。犬が必要とする水分量は、体重や給餌しているフードのタイプ(ドライかウェットか)によって大きく変動します。
一般的に、ドライフード(水分含有率約10%)を主食としている場合、食事から摂取できる水分が極めて少ないため、器から直接飲む水の量がそのまま1日の総水分摂取量に近くなります。一方、ウェットフード(水分含有率約75〜80%)を食べている場合は、食事経由で多くの水分を補給できるため、純粋な飲水量は少なくなる傾向があります。
飲水量を正確に計測する際は、朝の決まった時間に計量カップで500mlまたは1,000mlの水をボウルに入れ、24時間後に残った水の量を差し引く方法が最も確実です。こぼれた分や蒸発分も考慮し、2〜3日連続で計測して平均値を出すと、獣医師に提示する際の信頼性の高い一次データとなります。