Q1:薬を飲んで1日で熱が下がりました。発症3日目ですが出勤・登校してもいいですか?
A1:出勤・登校はできません。インフルエンザ治療薬によって早期に解熱した場合でも、体内からは感染力を持ったウイルスが排出され続けています。学校保健安全法および標準的な就業規則では「発症後5日間の経過」が必須条件となっているため、熱が下がっていても発症後5日目までは自宅待機を継続してください。
Q2:解熱剤を飲んで平熱に戻った時間は「解熱」としてカウントしていいですか?
A2:解熱剤の効果で一時的に熱が下がっている状態は、医学的な解熱には含めません。解熱剤の服用をやめ、薬効が切れた状態でも24時間以上にわたって平熱(おおむね37.0度未満、または平時の体温)が持続した時点を「解熱日(解熱0日目)」としてカウントします。
Q3:インフルエンザの治癒後に職場へ復職する際、医師の診察や許可証は必須ですか?
A3:原則として必須ではありません。厚生労働省の通達により、治癒証明書の提出を求めない企業が増えています。ただし、就業規則に「医師の就業許可を要する」と明記されている企業や、重症化リスクの高い利用者がいる医療・介護現場などでは指定の様式が必要となる場合があるため、復帰の2日前までに自社の総務・人事担当窓口へ確認してください。
Q4:同じシーズンにインフルエンザA型とB型に2回かかることはありますか?
A4:十分に起こり得ます。A型とB型ではウイルスの抗原構造が異なるため、A型に感染して獲得した免疫はB型には通用しません。1シーズン中にA型に感染して回復した後、数週間〜数か月後にB型に再感染する事例は珍しくありません。一度かかったからと油断せず、回復後も手洗いや換気などの基本的な予防策を継続することが大切です。