Q1:本人が「悪口が聞こえる」と訴えてきたら、家族はどう相槌を打つべきですか?
A1:「誰が言っているの?」と内容を深掘りしたり、「気のせいだから忘れなさい」と否定したりするのは避けましょう。「誰かに悪口を言われているように感じて、すごく辛いんだね」「私には聞こえないけれど、不安な気持ちは伝わっているよ」と、本人が味わっている恐怖や悲しみの感情を受け止める言葉を返してください。
Q2:幻覚が見えているとき、部屋の環境で工夫できることはありますか?
A2:薄暗い環境や影ができる照明は、幻視や錯覚(見間違い)を誘発しやすくなります。部屋を均一に明るく保ち、刺激となる雑音やテレビの音量を下げるなど、感覚的な過負荷を減らす静かで安心できる空間作りが効果的です。
Q3:本人が「自分は病気ではない」と薬を拒否し、幻覚が悪化している場合はどうすれば良いですか?
A3:急性期には病気の自覚(病識)を持つこと自体が困難です。「病気だから精神科に行こう」と説得するのではなく、「眠れなくて辛そうだから、睡眠の相談に行こう」「疲れを取るためにお医者さんに診てもらおう」など、本人が自覚している身体的苦痛に焦点を当てて受診を促すアプローチが現実的です。
Q4:幻覚が治まった後に、一日中寝てばかりで無気力になるのはなぜですか?
A4:激しい陽性症状(幻覚・妄想)を乗り越えた脳は極度のエネルギー枯渇状態にあり、それに続く「陰性症状」や「消耗期(抑うつ期)」に入っているためです。怠けているのではなく、脳が休息を必要としている回復のプロセスですので、無理に活動を急かさず見守ることが大切です。 (出典: 統合 失調 症 幻覚(Yahoo!ニュース))