法的な整理がなされている一方で、有権者が現場で実感するのは創価学会員の圧倒的な選挙活動の熱量です。創価学会が公明党を熱心に支援する理由は、自らの信仰理念である「生命尊厳・平和主義」を社会制度として具体化してくれる唯一のパイプ役と位置づけているためです。
選挙現場において象徴的なのが、学会員が独自に呼びかける「F票(Friend票=友人・知人票)」の獲得活動です。学会員は個人的な人脈(親族、同級生、職場の同僚、近隣住民)に電話をかけたり直接訪問したりして、公明党候補への投票を依頼します。この草の根のネットワークこそが、一般的な政党には真似のできない驚異的な組織票の源泉となってきました。
報道各社の出口調査データによると、創価学会員の約8割から9割が比例区で公明党へ投票しており、他党の支持層(自民や立憲など)と比べても投票行動の結束力は群を抜いています。