石川県公立高校入試において、受験生の学力レベルを測る重要な指標となるのが大手進学模試などで示される偏差値水準です。金沢二水高校の偏差値は67前後で安定しており、石川県内では金沢泉丘高校(偏差値71〜73)に次ぐ第2位グループの最先頭に位置しています。3番手グループとされる金沢桜丘高校(偏差値63〜65)を引き離すポジションにあり、県内トップ層の学力を備えた受験生がひしめき合う激戦区です。
毎年の志願倍率に注目すると、二水高校の倍率は例年1.15倍〜1.35倍の範囲で堅調に推移しています。倍率が跳ね上がりやすい背景には、泉丘高校のハイペースな受験競争をあえて敬遠し、高校生活全体の充実度を重視するハイレベル層が確実に流入している実情があります。定員400名(10クラス規模)という大きな枠組みがありながら、一般入試で不合格者が出る高倍率を保ち続けています。
合否を直接左右する合格ボーダーラインについて、入試現場の得点データから探ります。石川県公立高校入試は英・数・国・理・社の5教科各100点、合計500点満点で争われます。年度によって問題の難易度が上下し、全県平均点が250点〜270点前後で推移するなか、二水高校の確実圏ボーダーは375点以上、実質的な当落線(最低合格ライン)はおよそ360点〜365点付近となっています。1科目あたり平均73点以上を均一して叩き出す基礎・応用の地力が求められます。