糺の森の南端に鎮座する河合神社は、下鴨神社の第一摂社であり、女性の守護神である玉依姫命(たまよりひめのみこと)を祀っています。古代より美の化身と称され、日本古来の美徳と健やかさを授ける神として、世代を問わず熱烈な信仰を集めています。
ここで圧倒的人気を誇るのが、手鏡の形をした白木板に自身の顔を模してメイクを施す「鏡絵馬(初穂料:800円)」です。普段愛用している自身の化粧品(リップ、アイシャドウ、チークなど)を使って絵馬の顔にメイクを施し、裏面に願い事と名前を記します。化粧品を持参していない場合でも、社務所に用意された色鉛筆やクレヨンでメイクを行うことができます。
本殿の「鏡岩」に祈りを捧げ、奉納棚に並ぶ無数の絵馬の前に立つと、外見の美しさのみならず、「内面の純粋さや日々の生き方を美しく磨く」という自省の精神が強く呼び起こされます。参拝後は、境内の休憩処で下鴨神社の神苑で収穫されたカリン果汁で作られる「美人水」をいただくことで、身体の内側からも清涼なエネルギーを補給できます。