マイナンバーカード顔写真は変更可能?認められる条件と再発行の全真相

マイナンバーカード顔写真は変更可能?認められる条件と再発行の全真相

マイナンバーカード顔写真は変更可能?認められる条件と再発行の全真相について見逃せない ポイントを厳選して解説いたします。

市役所の窓口で「写真写りが悪くて嫌だから変えてほしい」と直球で伝えた場合、担当職員から「その理由では再交付の受付ができません」と門前払いされるケースがほとんどです。では、どのようなケースであればマイナンバーカード写真変更が認められる条件に該当するのでしょうか。

法令および総務省のガイドライン上、有効期限前であってもカードの再交付が認められる代表的な事由には、以下のような項目が存在します。

第一に挙げられるのが、「容姿の大幅な変動による再交付」です。例えば、大きな事故や病気による手術、大幅な体重の増減、性別適合手術やジェンダー移行、あるいは加齢に伴って現在の顔立ちと券面の写真が著しく乖離し、病院や銀行での対面確認に支障をきたしている場合です。窓口担当者が目視で「本人確認書類として機能しない」と判断した場合、写真更新を伴う再交付申請が受理されます。

第二に、「カードの著しい追記欄満欄や券面の汚損・破損」です。カード表面の記載事項(住所変更など)の余白が埋まってしまった場合や、券面が削れて写真や文字が判別不能になった場合、ICチップの読み取り不良が発生した場合には、正常な利用が困難であるため再交付の対象となります。経年劣化による自然故障や追記欄満欄であれば、手数料が無料になるケースも珍しくありません。

第三が、「マイナンバーカード紛失再交付申請」または「自主返納後の再申請」です。自宅外での紛失や盗難に遭った場合は警察への遺失届を経て再発行が行われますが、手元にあるカードを一度「自主返納」し、再度新規で申請し直す手続きも制度上は排除されていません。ただし、この自主返納ルートは後述する手数料や待ち時間のリスクを伴います。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。