英語の月スペル一覧と略称完全解説!語源と簡単な覚え方の鉄則

英語の月スペル一覧と略称完全解説!語源と簡単な覚え方の鉄則

英語の月スペル一覧と略称完全解説!語源と簡単な覚え方の鉄則の総合ガイドをご紹介します。専門的な知識がチェックできます。

英語の月名を学ぶ際、誰もが一度は抱く決定的な疑問が存在します。「なぜオクトパス(8本足)のOctoを持つOctoberが10月なのか」「なぜデシリットル(10分の1)のDecemを持つDecemberが12月なのか」という数の不一致です。

この謎を解き明かす鍵は、紀元前8世紀の「ロムルス暦(初期ローマ暦)」にあります。当時のローマ暦は、農業や軍事行動が始まる春の「Martius(現在の3月)」が年の最初の月(第1月)でした。冬の寒冷期は農作業も戦争も行われないため、暦上「名前のない空白期間」として扱われていたのです。

当時の順序で数えると、以下の通り完全に数字が一致します。

  • 第7の月(Septem) ➔ September
  • 第8の月(Octo) ➔ October
  • 第9の月(Novem) ➔ November
  • 第10の月(Decem) ➔ December

その後、第2代国王ヌマ・ポンピリウスが空白の冬期間に「Januarius(1月)」と「Februarius(2月)」を新設し、さらに後の紀元前153年に年の始まりが1月に変更されたことで、名称に含まれる数字と実際の月順に「2カ月のズレ」が固定化されました。さらにユリウス・カエサルが自らの名前を7月(July)に刻み、初代皇帝アウグストゥスが8月(August)に自らの尊称を冠したことで、現在の12カ月の体系が完成したという経緯があります。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。