アニメを何気なく見ている層からは単に「風間くん」と呼ばれ親しまれていますが、クレヨンしんちゃん 風間くん 本名は漢字も含めて「風間トオル(かざま とおる)」と表記されます。作中の出席番号確認や病院の呼び出しシーンなどでも、明確にこのフルネームが確認できます。
この風間トオル クレヨンしんちゃん 由来を紐解くには、原作漫画が双葉社の『漫画アクション』で連載スタートを切った1990年8月の時代背景に目を向ける必要があります。当時、日本の芸能界では雑誌『メンズノンノ』の創刊初代専属モデルとして阿部寛氏らと共に一世を風靡し、その後数々のトレンディドラマで「二枚目貴公子」としてお茶の間を魅了していたのが、俳優の風間トオル氏でした。
原作者の臼井儀人氏は、日常に潜むおかしみや世相のパロディを作品に組み込む名手として知られていました。美男子の代名詞であった実在のトップスターの名前を、生意気でどこか滑稽な幼稚園児にあえてそのまま名付けるという手法は、当時の読者にとって一目で伝わる鮮烈なユーモアだったのです。まさに風間トオル 元ネタ 臼井儀人の卓越した批評精神と遊び心が生んだ産物でした。