東建コーポレーションに対する「やばい」というイメージの大半は、建築営業部門における過去の猛烈な営業体質に由来しています。かつての不動産建設業界では、農地や遊休地を抱える地主宅へ朝晩問わず足を運ぶ飛び込み営業が一般的であり、同社も例外ではありませんでした。成果を挙げれば年収1,000万円以上を狙える完全実力主義の一方で、厳しい受注目標にプレッシャーを感じた元社員の書き込みがネット上に蓄積された経緯があります。
現在ではコンプライアンスの徹底や勤怠管理のデジタル化が進み、強引な訪問営業は大幅に抑制されています。しかし、土地活用の成約は1件あたりの取引額が極めて大きいため、営業担当者にかかるプレッシャーが他業種より高い点に変わりはありません。この「ハイリスク・ハイリターンの成果主義」という業界特有の働き方が、外部から「やばい」と警戒される要因のひとつです。
また、賃貸管理の現場において入居者対応の遅れや担当者の説明不足が発生した際、SNSや口コミサイトで強い不満として拡散されやすい点もブランドイメージに影を落としています。噂のすべてが現在の企業姿勢を表しているわけではないものの、数字への厳しさと組織規模の大きさに起因する温度差が、極端な評価を生む土壌となっているのが実情です。