用語として混同されやすいのが、Google Chromeが提供する「シークレットモード(インコグニートモード)」と、AppleのSafariが提供する「プライベートブラウズ」の違いです。基本的な役割は両者とも共通しており、ローカルストレージへの情報保存を防ぐことに主眼が置かれています。
両者の違いを分けるポイントは、プライバシー保護の追加アプローチにあります。Apple製品のSafariでは、高度なトラッキング防止機能に加え、iOS 17以降で導入された「Face ID / Touch IDによるプライベートブラウズのロック機能」が標準化されています。タブを開いたまま席を外しても他人に画面を覗かれない強固なガードが特徴です。一方のChromeは、Googleアカウントとの切り離しやすさやクロスプラットフォームでの軽快な挙動に強みがあり、用途や好みに応じて選ばれています。