激安スーパー「ラ・ムー」はなぜ安い?「やばい」噂の真相と衝撃のカラクリを暴く

激安スーパー「ラ・ムー」はなぜ安い?「やばい」噂の真相と衝撃のカラクリを暴く

激安スーパー「ラ・ムー」はなぜ安い?「やばい」噂の真相と衝撃のカラクリを暴くについて押さえておきたい ポイントを分かりやすい構成で解説いたします。

検索エンジンやSNSで「ラ・ムー」と入力すると、関連検索ワードとして「やばい」「危険」「買ってはいけない」といった不穏な単語が並びます。こうしたネガティブな検索行動が生まれる最大の要因は、実は「安すぎるがゆえの認知的不協和」にあります。人間の心理として、周囲の相場からあまりにも乖離した低価格を目の当たりにすると、「裏に何か怪しい理由があるに違いない」「粗悪品を食べさせられるのではないか」という防衛本能的な疑心暗鬼が働くからです。

では、食品としての安全性や産地の実情はどうなっているのでしょうか。精肉や鮮魚、惣菜の原材料表示を精査すると、明確な事実が浮かび上がってきます。

ラ・ムーで扱われる生鮮食品は、国産品と輸入品が用途やターゲットに合わせて明確に棲み分けられています。例えば、超メガ盛りの鶏モモ肉や豚肉にはブラジル産やカナダ産、アメリカ産などの厳選された輸入肉が活用され、価格最優先のニーズに応える一方で、国産の精肉や近海ものの鮮魚も正規の流通ルートから大量一括仕入れによって安価に提供されています。すべての生鮮食品や加工品は、当然ながら日本の食品表示法および食品衛生基準を完全に遵守して流通しています。

また、自社プロセスセンターにおいてはHACCP(ハサップ)に沿った衛生管理が義務付けられており、ロットごとの菌検査や温度管理が機械化されて徹底されています。つまり、「安すぎて危険」というのは根拠のない風評被害であり、実態は「徹底したスケールメリットと機械化によるコストカットの産物」であると断言できます。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。