世論調査の信憑性は本当か?新聞各社で結果が食い違う裏側の真相

世論調査の信憑性は本当か?新聞各社で結果が食い違う裏側の真相

世論調査の信憑性は本当か?新聞各社で結果が食い違う裏側の真相の詳細について、専門知識を取りまとめてご紹介します。

Q1:自分の携帯電話には一度も世論調査がかかってきたことがありません。本当に無作為に選んでいるのですか?
A1:統計学的な確率の低さが理由です。日本の有権者数は約1億人、携帯電話の稼働番号はさらに膨大に存在します。1回の世論調査で抽出されるサンプルは1,000〜2,000件程度に過ぎません。1人が一生のうちに世論調査の架電に遭遇する確率は宝くじで上位当せんを引くよりも遥かに低く、かかってこないこと自体が「完全に無作為抽出されている証拠」と言えます。

Q2:電話調査よりも、若者が全員参加できるネット世論調査の方が時代に合っていて正確ではないですか?
A2:ネット調査には「自発的に回答する人しか集まらない(自己選択バイアス)」という致命的な弱点があります。政治に強い関心や怒りを持つ特定層ばかりが回答し、多数を占める「普段あまり政治に関心がない普通の人々」の声が抜け落ちてしまいます。偏向を補正する統計的処理を行わない限り、ネット調査単体で国民全体の民意を正確に測ることは困難です。

Q3:支持政党を聞かれた際、嘘の回答をしたり適当に答えたりする人はいないのですか?
A3:一定数存在します。社会心理学では「社会的望ましさバイアス」と呼ばれ、オペレーターに対して「世間的に立派とされる回答」を無意識に選んでしまう傾向が確認されています。また、近年では特定政党の熱狂的信奉者が組織的に「支持」を偽装するケースも議論されています。調査会社は不自然な回答速度や矛盾する回答パターンをデータクリーニングで排除する対策を進めています。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。