なぜ北海道テレビ放送(HTB)から、これほどまでに熱狂を生むコンテンツが生まれ続けるのか。その背景には、個人の裁量とチャレンジを尊重する独特の社風がある。型にはまった番組作りを拒み、ディレクター個人のエゴや偏愛を愚直なまでに追求することを許容する土壌だ。
ファンイベントを開催すれば全国から数万人が集まり、オリジナルグッズは瞬時に完売する。この驚異的な熱量の源泉は、制作者自身が誰よりも撮影を楽しんでいるという姿勢にある。「面白いものを自分たちの手で作る」という原点回帰のスタンスが、視聴者との間に嘘のない強い絆を築き上げているのだ。