根尾昂投手が中日ドラゴンズに入団したのは2018年秋のドラフト会議。4球団競合の末に引き当てられ、大きな期待とともに提示されたのが背番号「7」でした。中日の「7」といえば、宇野勝氏や森野将彦氏といった歴代の強打者、主軸打者が背負ってきた栄光の番号です。高校時代に甲子園春夏連覇を達成し、スター性を兼ね備えたスラッガー候補として、野手・根尾昂への期待値がどれほど高かったかが窺えます。
しかし、プロの壁は厚く、遊撃手や外野手として試行錯誤を重ねる中で、2022年シーズン途中に大きな転機が訪れました。立浪和義監督(当時)による投手転向の打診と本人の承諾です。シーズン終盤まで背番号「7」のままマウンドに上がり続け、150km/hを超える快速球でファンを驚かせましたが、本格的に投手一本で勝負することを決断した2022年オフの契約更改の席で、新たな背番号「19」への変更が正式発表されました。