大相撲の番付表において、十両(正式名称:十枚目)以上の力士は「関取」と呼ばれ、幕下以下の力士は「力士養成员」と明確に区別されます。この区分は単なる呼び名の違いにとどまらず、相撲界における身分そのものを決定づける絶対的な境界線です。
最も象徴的な違いは、本場所での取組日数にあります。幕下以下の力士は1場所15日間のうち7番相撲しか取ることができませんが、十両以上の関取は15日間毎日土俵に上がります。星取表に毎日白星や黒星が刻まれ、NHKの大相撲中継でも名前と顔が全国へ放映される点も、プロとしてのステータスを象徴しています。
幕下でどれほど強さを誇っていても、十両の座を掴まない限りは「見習い」の扱いを脱することはできません。東西各14枚目、合計28名に限定された十両の枠を巡り、力士たちは日々しのぎを削っています。